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創邦21同人
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第12回作品演奏会

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リレートーク 20走目

2020.05.31 Sunday

今藤長龍郎です。

皆様、無事平穏でお過ごしでしょうか。
世の中の情勢は少し落ち着いてきたようですが、気持ちが緩みすぎないよう、気をつけながら過ごしております。

福原徹同人からいただきましたお題「三味線とピアノは、弾く立場としてどのような違いが大きいと思われますか?あるいは差はないのか?」、悩みに悩みましたがそれぞれあると思います。あくまで僕個人の意見としてお答えします。違っている事もあるかと思います。長くなります事、お許し下さい。

「弾く立場としてどのような違いが大きいと思われますか」ですが、まず一つ目としてピアノは協奏曲・何重奏曲・声楽の伴奏・ピアノ連弾などを除き、一般的な演奏(リサイタル及び発表会)はソロがメインですので、良くも悪くも一人で作品を成立させます。
(余談ですが、ピアノ協奏曲は一度弾いてみたかったですが、技術と練習量が伴わず叶いませんでした。大勢のオケ・指揮者と対等に演奏するピアニストの方、大尊敬します)
ソロですから、極端な事を言えばどのような形でも演奏は成立すると推測します。急激なテンポの変化や弾きながら小声で歌ってしまうのも、ある程度認識されている演奏家でしたら許されると思いますし、そのような方の門下生でしたら、師匠の真似をする事も多いと思います(逆もあるかもしれませんし、お弟子さんには推奨しないフラットな考えの方もいるかもしれません)。
三味線においては舞台にいる皆で作品を作りますので、演奏が歌えている(テンポや強弱に流れがある)事は大事だと思いますが、唄の方より歌い過ぎたりするとほかの演奏家との足並みが揃わず、結果的にアンサンブルにならなくなります。
逆に、唄やお囃子が歌っている(テンポの揺れ含む)のにマイペースに弾くのも、弾いているご本人の演奏は安定しているかもしれませんが、一緒に演奏している方々は息を吸っている最中に吐くような流れになってしまいます。
ピアノでも、これはOK・これはNGの境い目があると思われますが、ソロの分多少緩めではと思います。
まわりの様子を伺う事は大事ですが伺いすぎて自分を見失う事もあり、バランスを取るのは難しいと、今更ながら感じます。
もう一つですが、構造上の違いですが三味線は舞台で微調弦しながら演奏・ピアノは弾きながらの調律は不可能という事です。
これはどちらが良いかわかりませんが、三味線でしたら調弦に明け暮れて曲に入れない場合もありますし、ピアノの場合音のうねりで演奏に集中できなかった…となります。
両方とも、ある程度での線引きが必要かもしれませんが、僕の場合本番だと緊張からより音が取りにくい状態になり糸巻に手が行ってばかりになってしまうので、かえって弾きながら調律できないピアノのほうが諦めがつくかな…と思ったりもします。
楽器も、著名なピアニストの方はご自分で持ち込む場合もあるかもしれませんが、ピアノは大概ホールにあるピアノを製作メーカーのみ指定した上で、楽器とは当日出会い演奏します。
僕らが着物と撥など小物のみ持って行って、ホールで「今日の三味線はこれです」はあり得ないので、大きな違いだと思います。
「あるいは差はないのか」ですが、一つは、聴衆目線ですが三味線なら一つ目に弾く音・ピアノなら鍵盤に指を乗せ下ろした瞬間で、グッと引き込まれる感じでしょうか。音の大小ではないです。
この瞬間は、演奏者も聴衆も息をのんでいると思います。
演奏家目線だと、意識しすぎると精神的に良くないと思いますが…
もう一つですが、練習用の楽器(三味線でしたら稽古用三味線・ピアノでしたらアップライトピアノ)でも、ほぼその人の音色がするという事でしょうか。
これは本当に面白いと思います。
極端な事を言いますと、響かせる技術を卓越して持っている方だと練習用の楽器で本番用のような音を出せてしまいます。僕はそのような場面に練習ではありますが何度か遭遇し、すごいやら自分の力にがっかりやら、複雑な気持ちになってしまいました。
話が脱線してしまい、すみません。
次ですが、松永忠一郎同人に質問します。
忠一郎さんとは初めてお会いしてから30年以上経ちます。
とにかく、長唄はもちろんですが邦楽全般に詳しいですし、インテリア(内装リフォーム含む)からお酒のカクテルの種類まで何でも知っていて、尊敬します。僕の後輩が25歳くらいの忠一郎さんの事を「ベテラン」と言っていたのを思い出します。
その幅広い知識を持ち合わせる源というか、原動力になっているもの(事)はなんでしょうか?
ぜひお聞かせ下さい。

今藤長龍郎
追伸
最近、新潟に住む知り合いから送っていただいた写真で、新潟市にある上堰潟(うわせきがた)公園の湖だそうです。
この地域では普通の風景なのかもしれませんが、東京に住む人間としてはなんて贅沢な空間なんだろう!と、感動してしまいました。
このようなところで歌ったり楽器を弾いてみたり、ゴロンと転がってウトウトしてみたいです。

リレートーク 11走目

2020.04.20 Monday

外出自粛による事もありますが、今月に入って寒暖の変化が多いので、皆様体調にはくれぐれもお気をつけ下さい。

 

清元栄吉さんから僕を通じて米川敏子さんへバトンを渡しましたが、またすぐにバトンが回って参りました。
松永忠一郎さんからのお題「寿司でお好きなネタ5つ」、大変悩みましたが僕がお寿司屋さんに行ったと仮定して、食べる順でお答えします。
^…まずは背の青い魚でお腹のエンジンを掛けたいと思います。風味もですが鰯のキラキラ感が大好きです。
勘八…鰯と種類が似ていますが、少し脂が乗っています。若い頃でしたら鰤を食べていましたが、今は勘八のほうが胃にもたれなくて、且つコクがあって好きです。
K鄰罐肇…数個食べるのは重たいですが、食べた時の甘さと口どけ感がなんとも言えず好きです。
ぐ…また背の青い魚ですが、鰯と勘八の中間くらいの脂具合と味の濃さが、中トロに負けない風味があり、ここで食べます。
イ劼發ゅう(細巻)…赤貝のヒモと胡瓜の巻物ですが、ヒモのコリコリ感と胡瓜との相性が抜群だと思います。口がさっぱりします。
こんな感じです。

 

20代でしたら鮪中トロ→鰤→鯵→イクラ→雲丹などと食べていたと思いますが、さすがに今はあっさり傾向になりました。
好きな寿司ネタ5つとは離れてしまいますが、余談として志乃○寿司(これで皆さんわかりますよね)のいなり寿司とかんぴょう巻きが大好きです。
酢飯に甘いものは苦手…という方もいらっしゃいますが、仕事の合間や疲れて帰宅した際に食べた時感じるコクと甘さは、体と心を癒してくれます。
かんぴょうが苦手な方、申し訳ありません…

 

次の方ですが、福原徹さんをご指名させていただきたいと思います。
食べ合わせの良し悪しがありますように、笛(篠笛)と合う楽器は何だと思われますでしょうか?
和楽器・洋楽器を問いませんし、声も楽器ですので日本音楽系の唄・西洋の声楽も含まれます。
複数お答えいただいても大丈夫です。
どのような事で笛と合うなどのお話をしてくださると大変嬉しいです。

 

今藤 長龍郎


追伸
下の写真は、先日家の近くで撮ったものです。
元々八重桜が植わっていましたが枯れた為昨年伐採されてしまいアスファルトで埋められましたが、その隙間から綺麗なカタバミの花が咲いています。
元気をいただきました。

リレートーク

2020.04.07 Tuesday

ご覧いただいている皆様、今藤長龍郎です。
新型ウイルスの収束を願うばかりです。

 

栄吉さん、「好きなピアノ作品を2つ選んで教えて下さい」、大変難しいお題目であります。
10代の頃と今とでは変わってきていますが、現在の情報をお知らせします。

 

セルゲイ・ラフマニノフ作曲「ピアノ協奏曲第2番」
フィギュアスケートの演技曲としても有名な曲ですが、とにかく最初の和音を聴くとゾクッとします。
ピアノ協奏曲は元々好きで、ショパンの1番・チャイコフスキーの1番などを好んで聴いていましたが、6年前仕事でハンガリーに行った折、昼間時間があったので、旧市街地を見に行こうとタクシーに乗ったところ、運転手さんがクラシック好きで、旧市街地が見えてきたと同時にラフマニノフ2番のピアノ前奏が流れてきました。壮大な音楽と素晴らしい景色が似合いすぎて、一瞬で好きになりました。
前奏は和音と単音の組み合わせなのですが、これからの始まりを感じさせる表現がすごすぎます。
普通、ピアノ協奏曲は最初オーケストラから始まり、しばらくして満を持してピアノが入るのですが、この曲はピアノから入るので、多分ですが指揮者・オケの演奏家の方々も僕ら聴き手と同じ気分なのでは…と、勝手に想像しています。
本番へ行く車の中で、元気をいただいてます。ラフマニノフさん、ありがとうございます。
最初の和音と単音しか弾けませんが、たまに弾いて気持ちよくなってます(笑)
ピアノ協奏曲は譜面を見て弾く事も普通に難しいと思いますし、暗譜して弾ききってしまうピアニストの方は人間技を超えていると思います!大尊敬します。

 

フレデリック・ショパン作曲「幻想即興曲」
こちらも大変有名な曲です。
最初の単音のあと、八分音符の三連符と十六分音符の組み合わせという難易度の高い音楽が突然登場します。
そのメロディがなんとも儚さがあり美しく、また展開部分のメロディも花が咲いたように美しく、5分弱の中にドラマがあって大好きです。

 

どちらの曲もメロディが美しいだけでなく力強さもあり、どんどん曲に引き込まれていく魅力に満ち溢れています。
若い時にピアノも頑張ったのですが力及ばずでした。幻想即興曲や革命のエチュードなどを剛柔自在に弾けるよう、楽曲分析も含めもっと頑張れば良かったと後悔しています。
長々すみません。

 

続いて、わたくしから米川敏子さんに質問です。
敏子さんにとって「良い音」とは、どのような音でしょうか?
大きなホール・お座敷くらいの小さな空間など条件や好みは色々あると思いますが、敏子さんご自身が思われるお考え、ぜひお聞かせ下さい。

 

今藤 長龍郎
 

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