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リレートーク 19走目

2020.05.22 Friday

title:リレートーク 19走目


こんにちは。笛吹き同人の福原徹です。
金子泰同人発案によるリレートークも、三周目に入りました。

さて、今藤政太郎同人からのお題「この頃思うことを教えてください。」
あまりに漠然とした、かつ深遠な問いかけで、難しい。
いつまでも唸っているわけにもいかないので、とにかく書き始めてみます。


いろいろ思います。
新型コロナウイルス感染の恐怖。亡くなられた方々へのお悔やみ、苦しんでおられる方々へのお見舞の気持ち。ウイルスと日々戦っている方々の努力、勇気への感謝と敬意。また、人々の生活を維持するために働き続けて下さる方々への頭の下がる思い。ウイルスそのものや生命というものについても改めて考えさせられています。
感染症が世界におよぼす影響。人々の反応、対応。
この状況で露呈された、様々の問題。
そして、これからの社会の変容。芸術、芸能の行方。

特に強く感じているのは、自分自身がいかに脆弱なところで生きているか、常識とか当然と思っていたことがいかに危ういものなのか、ということです。

そこでなぜか突然に、師匠(六世福原百之助=四世寶山左衞門)の言葉を思い出しています。

私が師匠のお供をしていたころの話です。
たしかNHKでの収録の帰り、渋谷駅に向かう路線バスの中。車内はすいていて、一番後ろの席だったと思います。
師匠に、「この道で生きていくために一番大切なことは何か」というようなことをお尋ねしました。
私は藝大を出たばかりで血気盛ん。お仕事を少しずつ頂くようになり希望に溢れ意欲満々でありながら、一方で本当にこれで生きていけるのかという不安もありました。
猛烈に師匠を敬愛していたので、恥ずかしげもなくこのような質問をしたのだと思います。私は大真面目でした。強烈な、そして仲間や後輩たちに「語れるような言葉」を、期待していました。

師匠にお会いになったことのある方はご存知と思いますが、師匠はいつも笑顔で優しく、わかりやすく丁寧に時に軽妙に、お話をして下さる人でした。
ところが、この時は珍しく長い間じっと黙って考えておられました。
そして、静かな表情の師匠の口から、低い声でただ一言。
「最後は人柄だね。」

それを聞いた私は、なんだか拍子抜けしたような気持ちになりました。
もっとカッコいい言葉を待っていたのに、「人柄」?

この言葉の重みをいくらかでも感じられるようになったのは、ずっと後のことです。
もちろん、「人柄」と言っても、いろいろな意味や見方があるでしょうし、全てのことを「人柄」だけで片付ける訳にもいかないと思います。
でも、たしかに、最後はその通りなのかも知れない。
先程、師匠の言葉を「突然に…思い出しています」と申しましたが、実を言うと、この言葉が、ここのところ頭から離れないのです。


お恥ずかしい話を長々と失礼いたしました。



今回の写真は、アムステルダムの国立美術館に行った時のものです。レンブラントの「夜警」です。1642年の作品で、とても大きな集団肖像画です。(この写真では手前に私が立っているので大きさが感じられないかも知れませんが。)夜警という題名は18世紀以降に呼ばれている通称です。
この作品の2年前の自画像が、いまロンドンから上野に来ています。


リレーのバトン、今度は今藤長龍郎同人にお渡しします。
長龍郎さんは子供の頃、かなり真剣にピアノに向かっておられたんですよね。
三味線とピアノは、弾く立場として、どのような違いが大きいと思われますか。あるいは、あまり差がないのか。
聴く側とか一般論としての話ではなく、長龍郎さんご自身が弾いている時の感覚の違いのようなところをお聞かせいただけると嬉しいです。

福原徹
  • カテゴリー:福原 徹
  • 2020年05月22日(金) 10:46
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